「国籍は天にあり」

今回は戦いの強いこころごすぺるだったと感じてます?

いつもは私のメンタルとか体調とかですが、今回はビオラ本体に対する攻撃が多かったです。

特にそのことを感じたのが「エルサレム」のグループの「国籍は天にあり」でした。

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季節柄、温度と湿度で弦を巻いているペグが緩みやすく、調弦(チューニング)が狂いやすいです。

なのですがこの1ヶ月本当にひどくて!

練習や礼拝でケースを開けるたびに弦が緩んでいるのを巻き直してチューニングし、でも弦が安定しないのでまた10分後にチューニングし直して、というのをずっと繰り返していました。

おまけに本番1週間前に駒がずれるというハプニングも起こり楽器屋さんに駆け込みましたし?

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当日も本当にひどかったです。

サウンドチェック前に「ぱきっ」とペグが緩む音が聴こえ、

ゲネプロの前半と後半の間にも弦が緩んでたのを発見し冷や汗をかきました。

そして本番。

エルサレムで大きな愛を賛美していたら、途中で「ぱきっ」と嫌な音が聞こえ。

「どの弦が狂ったの……?」と探り探りで賛美しました。

A線(ビオラの1番高い音が出る弦)が狂ったことがわかり曲間で直しましたが音が低くて、

「神様どうしたらいいんですか!? A線使わずにはこの曲は賛美できないんです!!」と祈りながら賛美しました。

結局、感覚で音をあてにいき、ポジションを変えて弦を使わないようにしましたが、最後の後奏で音を間違えました。

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「国籍は天にありのビオラいいね」と言ってくださった方々がいらっしゃいます

この曲ではビオラが歌とかけあいになるようにアレンジを入れていて、たぶんそのアレンジのことをおっしゃる方が多いのだと思ってるのですが、そのかけ合いに必要な弦が緩んだのですよね……。

私の中では弦を敵に奪われたイメージです。

おまけに必死だったので、この攻撃に対して御心の対応ができたのか、ちゃんとそれでも賛美できたのかとか、よくわかりませんでした。

(長くなったので続きます)

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